エレファンテック 技術ブログ

フレキシブル基板製造開発ベンチャー企業 エレファンテック(旧:AgIC)株式会社の技術ブログです。

【インタビュー】信州大学 蛭田 直先生

【インタビュー】信州大学 蛭田 直先生

信州大学 学術研究院(教育学系)の助教の蛭田 直先生。
デザインを幅広い視点で捉え、生活の質の向上や心の豊かさなど人とデザインの関わりを追求しながら、メディア表現を中心に研究制作を行っていらっしゃいます。
Maker Faire Tokyo 2017の会場で、お話を伺いました。

 

(蛭田先生)
蛭田といいます。今ですね、AgIC(現:エレファンテック)のインクを使わせていただいてパターンデザインで、照明を作るということをやらせていただいています。

それによって、面でしかできないような、基板がそのままグラフィックになっているというような照明を作っています。

Photo by Sunao Hiruta
Photo by Sunao Hiruta

この照明の可能性は印刷でできるので、パターンとの組み合わせを考えてあげると、大きさであったり、繰り返しの回数であったりという変化によって、パターンのグラフィックとしての美しさを、そのまま照明に反映できることで、そういうものを今作っています。

 P-Flex™基板のほうでより柔軟なものとの組み合わせができたりすると、発光パターンであったりとか、広い面積でのパターンデザインの照明の追求とか、電気が流れること自体をグラフィックとして扱うことの可能性とか、そういうことが追求できるんじゃないのかなと思って、今取り組ませていただいています。

(杉本)
今思ったんですけど、あれって、絨毯とかで、多面体とかで考えるから、もちろん立体とかもできる仕組みですよね。

(蛭田先生)
できると思います。そうですね。

(杉本)
あのペーパーランプは、今LEDじゃないですか。
僕らが(銀の印刷だけでなく銅を)めっきして、もっと小さい部品を、ちゃんと(ICのようなたくさん)足が付いている部品を付けられると思って(やっています。) 
ひょっとしたらセンサーとか、もっとこのユニットが光るだけじゃない基板とかの組み合わせを、絵とワンユニットみたいな感じにして展開できたり、壁紙みたいな、そういう知能的なシートみたいな部分も(できるかもしれませんね)。元の細胞の単位ですよね。

(蛭田先生)
なるほど。セル的な感じでまとめたような感じ。繰り返しのパターンだけではなくて、そこの部分でセンサーとかがあれば、インタラクティブな照明みたいなことを動的に用途とか、大きさとか。必要性に応じて設計できるということも多面的に考えられるのではないのかなと思います。

(杉本)
僕が面白いと思うのは、普通は、今までは、回路と基板と箱という関係で、箱の中に基板は隠されていた。さらに今までも基板を見せるっていうときも、透明な箱にするだけだったんです、imacとか。それが今は、見せちゃってる。グラフィックの中に基板を隠しちゃうというような、そういう感じなのが、見せるものであり、装飾であり、基板であるという。

(蛭田先生)
なので、全部が一体化するようなところが、非常に僕としては魅力的だなと思って、あのようなかたちで。まずはパターンでの展開の照明みたいなことをやらせてもらった感じですね。

(杉本)
やっぱり、あれは#1000インク(旧AgICプリンター)だから特にということなんですけど、実験も早くできるし、コストも低くできるというのがやっぱりプラスだったんですね。

(蛭田先生)
本当にこういうグラフィックだったらどうかなというのを、ちょっとトライアングル・パターン・メーカーというものに入れて試してみて、モノクロで1回印刷して、大体チェックできたら即出して、すぐ導電チェックして、LEDを載せて光らせて。やっぱり照明なので、光ったときにどうかというのが重要なんですけど、それがすぐ確認できるから、めちゃくちゃ大きいなというふうに思いました。

(杉本)
ぜひ、フレキシブル基板でネクストステップを一緒によろしくお願いします。

(蛭田先生)
よろしくお願いします。

(杉本)
ありがとうございます。

   

 

蛭田 直 (Sunao Hiruta)
蛭田 直 Sunao Hiruta 信州大学 学術研究院(教育学系)助教 デザイン研究室

   

 

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